アース線付き2ピンコンセントプラグを、3ピンプラグに変換する「逆接地アダプター」を使用したレビューです。
筆者の使っているノートパソコンのACアダプターのプラグ部分はこんな形状になってます。
電気を取る2ピンのプラグに加えアースの線が出ています。
でも家の壁のコンセントは3つ口。そのままではアース線をつなぐことができないので、アースせずに使っていました。
(イメージ写真です。電気工事士試験の練習に使った器具を撮りました)
アースに繋がなくても特に問題は発生しなかったのですが、本来は繋いだほうがいいみたいです。せっかく接地極付きのコンセントなのに繋がないのはもったいない。
漏電時の感電防止以外だけでなくノイズ軽減効果もあると聞いたので変換コネクタを買ってみました。
変換コネクタ
アース付き3ピンのプラグを2ピン+アース線にする変換コネクタは普通に売ってるんですが、逆タイプは多少珍しい。
(↑通常タイプの変換コネクタ。なんかのPCについていたやつ)
中規模のホームセンターと家電量販店には置いていなかったので、ネットで買うしかないかなと思っていたのですが、大きめのホームセンターに行ったら売っていました。
こんなの↓800円くらいでした。
2ピンのプラグを普通に差し込み、アース線のクワ型端子をネジ止めするだけでOK。
ノートPCを動かしてみる
逆接地アダプター経由でコンセントに繋ぎ、ノートPCを起動してみました。
意外にも、イヤホンで音を聞いた時のノイズがほとんど無くなっています。サーッという音や、ブツブツ音がほとんど聞こえなくなり快適に。
やっぱり効果あるんですね。正直なところ大して変わらないと思っていたのでこれは驚きです。
元からノイズが少ないPCの場合はあまり変化がないかもしれませんが、ノートPCなどで電源接続時のノイズが気になる場合には試してみる価値ありだと思います。
とはいえ、コンセントがアース対応でなければ接続しようがないのが残念です。アース付きコンセントが普及すればいいんですが、現状では水回りぐらいですよね(感電防止のみ)。
これから家を建てる予定の方は、PCを使う部屋にアース付きコンセントを設置してみても良いかもしれません。