アカシア栽培記録1 種まきから本葉まで

植物栽培
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黄色くてふわふわな花を咲かせるアカシアの写真を見て育てたくなりました。

玄太さんによる写真ACからの写真

ちなみに一般にアカシアだと思われている白い花が咲く木はニセアカシア(ハリエンジュ)で別物らしいです。知らなかった。

ぱまるさんによる写真ACからの写真

アカシアは苗も売られていますが、今回は種から育てることにしました。種のほうが安いし、一から育てたほうが面白そう。

種はネット通販で買いました。

以下、種まきで気づいた点などを書きます。

そのままでは発芽しにくい

ネットの情報によると、アカシアの種の表面には天然のコーティングがあり、それを剥がさないと水を吸わず、発芽しないらしい。

コーティングを剥がすやり方は何通りかあるみたいで、種子を熱湯や酸に漬けたり、フライパンで炙ったりするようです。あるいはヤスリなどで表面に傷を付けるのも有効だとか。

熱湯や酸だと種がダメになってしまわないか心配なので、爪切りで種の殻を少しだけ切ることにしました。種の中身に影響が出ないよう、側面をうすーく削ぐ感じ。

種のヘソ(尖った部分、親とつながっていた所)を削ると、根になる部分まで傷つけてしまうおそれがあるので注意。ヘソ以外の部分を選んで削りました。

その後半日くらい水に漬けます。

水を吸って種が膨らみました。

試しに、傷を付けずに水に漬けてみると種は膨らみませんでした。水を弾いてる感じ。

やはり種の内部に水を入れ発芽させるためには何らかの加工が必要みたいです。

寒いと発芽しないかも

二回に分けて種まきをしたのですが、一回目にまいた種は二週間経っても芽が出ず、もうだめかなと思っていたら忘れた頃に出ました。気温が上がったからかもしれません。4月下旬にまいて、5月中旬に発芽。

そのあと5月中旬にまいた第二弾では、早いものは9日で発芽しました。

検索しても情報が少ないのですが、アカシアの発芽適温はやや高めのようです。正確には分からないけれど、少なくとも日中20度は超えていないと厳しそう。

害虫に注意

せっかく出たアカシアの二葉がダンゴムシとナメクジに食べられました。セルトレイを庭に置いておいたら発芽直後の葉をかじられ茎だけになっていました。

これは悲しい。やっと出たのに…。

仕方ないので害虫のいないベランダに移動させました。

ダンゴムシなどはアカシアに限らず発芽直後の植物を食い荒らすので厄介です。

土のこと

一回目にまいた種は半数以上が発芽しませんでした。ダンゴムシに食べられたものを入れても発芽率は30~40%くらい。

それに対して二回目にまいた種はすべてが発芽。種自体は同時に買ったものなので違いはないです。

二回目の発芽率が高いのは「種まき用」として売られている土を使ったからかもしれません。軽くてふわふわで保水力も高く良い感じでした。

一回目に使ったのは鹿沼土。粒が比較的大きめでちょっと重いし、細かい砂状の部分が乾くと固まるので、アカシアの種まきには向いていなかった気がします。

土以外の要因を考えてみると、一回目は気温が低いうちにまいたので発芽する前に腐ったのかもしれないです。

今後の管理など

はじめにまいたほうは本葉が出ました。

二回目のはひょろひょろとしていて徒長気味。ベランダだと光が足りないのかな。もやしみたい…。

ダンゴムシ対策を考えてから日当たりの良い屋外に出してあげたいです。

大きくなったら植え替えをしますが、今住んでいる所は温暖な地域ではなく、地植えだと冬を越せないかもしれません。軽い鉢に植えて冬は屋内に取り込めるようにしようと思います。

どうやって木の形になっていくのか、どれくらいの速度で育つのか全然知らないのでこれからが楽しみです。

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