庭木の処分、レシプロソーと電動チェーンソーの切り比べ

DIY

この記事は、レシプロソー(高儀 DN-100)と電動チェーンソー(マキタ M504)で木を切って使い勝手を比較した時の記録です。

庭木が大きくなりすぎ、敷地外にはみ出しそうになっていました。以前、ノコギリを使い人力で伐採したのですが、根元の方は硬くて刃が立たず、切り株状態のまま放置していました。

除草剤を流し込み枯らしたので腐って自然に分解されると思いきや、なかなか腐らず邪魔になってきたので電動工具を使って撤去することにしました。

(↑すでに手動のノコギリでギコギコやったり、電動ドリルで穴を開けたり、ハンマーで叩いたりして崩そうと試行錯誤してます。)

レシプロソー

まず、安価なレシプロソーを購入しました。高儀の電気ノコギリでDN-100という製品です。

充電式ではなくAC100Vの家庭用コンセントにつないで使うタイプ。屋外で使う場合は家から電源をとってくる必要があるので延長コードも同時に購入しました。

↓消費電力は350W。そこまでパワーのあるモデルではなさそうです。

この製品を選んだ理由は安さ。筆者が購入した時点ではAmazonで4640円でした。

もっとパワーがある600Wのモデル(DN-600Aなど)は7000円前後するのでちょっとケチって安い方にしました。

今思えばこの判断は間違いだったかもしれません。後述しますが非力感が否めませんでした。

使った感想

まず試しに直径4センチくらいの木を切ってみましたが、思っていたほどパワーがないです。

スパスパ切れるのかと思いきや、じっくり時間を掛けてギコギコ切っていく感じです。人間が手でノコギリを前後させる動作をモーターにやってもらっているイメージ。

それなりに時間が掛かるんですよね。体力がある人なら手動で切ったほうが早いかもしれません。

また、振動と騒音は結構大きいです。刃が前後する際のガシャガシャ、ブルブルという振動が手に伝わってきます。音も静かとは言えません。

さらに、振動に耐えながら刃を木に押し当てないといません。誰でも気軽に使える工具ではないという印象です。

あと、切りたいものをしっかり固定しておかないと刃が暴れて切れません。

やはり残念なのは振動と音が凄い割にパワーがない所ですね。うるさくてもパワーがあれば許容できるのですが……。

太い木は切れない

これで太い木の根元を切れるとは思えないので使用を断念しました。そもそもこのレシプロソーの最大切断能力は木材で55mm。しっかりスペックを確認してから買えばよかったです。

フォローしておくと、決して使いどころのない工具ではありません。粗大ゴミの解体には使えます。もともと太い木を切るための工具ではないので、自分の選択が間違っていたということです。

家具などをバラすのには十分使えると思います。そのような用途なら安価でいいと思います。木工用のほか、塩ビ・PC用、鉄工用のブレードも付属しているので、大抵のゴミは切れます。

分かったこと

使ってみて分かりましたが、350Wという小さい消費電力のレシプロソーは、人力でも切れるようなものを電気で楽に切るための工具と考えたほうがよさそうです。

人力で切るのが困難な硬いもの、厚いものはこれを使っても切れなさそうです。そんなにパワーがありません。

ただ、W数の大きなレシプロソーならもっとパワーがあって切る速度も速いと思います。大手メーカーからは1000W以上の製品も出ているようです。

電動チェーンソー

そういうわけで木の根本を切るのは諦めていたのですが、ある日親戚の家にマキタの電動チェーンソーが置いてあるのを発見。

このチェーンソーは貰い物らしいです。使わないというので貸してもらいました。

↑長さが350mmもあるので太い木も切れそう。

マキタのM504というモデルで、Amazonでは新品が1万円少々で売られています(2020年6月現在)。有名メーカー製ですが意外にリーズナブルな値段なんだなと思いました。

外見はほとんど使われていない感じで綺麗。

使用準備

よく切れそうなチェーンソーですが、レシプロソーと違って切る前に少々準備が必要です。

チェーン潤滑のためのオイルが必要なので、使用前にタンクへ入れておきます。使用中自動でチェーンに注油される仕組みになっているようです。

付属品を使い切ってもホームセンター等で買えます。

↓ゲージで残量が確認できます。切っていると意外とすぐ減ったので時々確認したほうが良さそう。

また、チェーンの張り調整も必要。ダルンダルンだとうまく切れません。使用中にずれます。

付属の六角棒スパナ5を使って調節ネジを締めたり緩めたりします。スパナは持ち手の部分に収納されています。

↓本体前方にあるネジです。

使い方を誤ると危険な工具なので説明書をよく読んでから使いましょう。また、安全のため保護メガネやマスク、耳栓も装着します。

切ってみた感想

流石によく切れますね。さっきのレシプロソーとは次元が違う切れ味。庭木くらいなら楽に切れます。

軽くて扱いやすいし、パワーがあってよく切れる割に安心して使えるのも良いです。安全面が配慮されており、ハンドガードやロックオフ機構(ロックオフボタンを押さないとスイッチが入らない)が付いています。

 

まだ枯れていないビワの幹をカットします。(↓傷がついていますがこれは以前電動ドリルで開けた穴です。硬くて奥まで入らなかったので断念。)

手で切るのが大変な硬いのビワの木もチェーンソーを使えば楽勝。

根っこまで抜くのは大変なので残った切り株は土に埋めておきました。葉が復活しても光合成ができないのでそのうち枯れて腐るでしょう。

余談ですが、食べたあとのビワの種をむやみに庭にまくと数年後大変なことになるので注意。撤去に苦労します。硬いですし生命力が旺盛で中途半端に切ってもすぐ復活します。

広大な庭があれば問題ないのですけどね。実がなって食べられますし。

 

次はこの木↓ 枯れてからしばらく経ってます。

生木の時は硬くて上の方しか切れませんでしたが……

枯れて脆くなっているのとチェーンソーのパワーのおかげで一分も掛からず切断完了。

地面の近くで切れました。こいつも土に埋めておきます。

↓切ったあとの幹も簡単に解体可能。

おわりに

いやあ素晴らしいですねチェーンソーは。手で切ろうと思ったら長時間掛かる木でも数分で切れてしまいます。

このモデル(M504)は消費電力が770W。数字で見るとそこまで強力な感じではないのですが十分なパワーを感じました。

あえて弱点を挙げるなら防塵・防滴ではない所でしょうか。雨の中では使えませんし、チリが内部に侵入したので使用後にエアダスターや掃除機で取り除く必要がありました。

マキタ製ながらそこまで高額になっていないのは、「切る」というメイン機能に絞った設計だからかなと推測します。完璧を目指すとどんどん高価になっていくのはやむなし。

あと、本格的に山で伐採をやるならエンジン式のほうが良いでしょう。このチェーンソーがパワフルと言ってもそれはあくまで庭木相手の話。コード式ですし、基本的に家庭用ですね。

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