簡易切断砥石カバーを自作、ディスクグラインダーでゴミをカット

DIY
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ゴミ袋に入り切らない大きなゴミを解体するため、安いディスクグラインダーを購入しました。値段は3000円くらいです(2019年12月27日時点)。


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切断砥石を取り付けて切ります。切断砥石はホームセンターで100円くらいでした。

今回切るのはあらかじめ分解したスプリングベッドマットの枠。要するに鉄の棒です。太さがあるのでボルトクリッパーを使っても切れませんでした。

ベッドマットなどサイズの大きい物は、そのままでは粗大ゴミになってしまいますが、分解して袋に入れれば一般のゴミとして捨てられます。(※ゴミの分別ルールは自治体により異なるのでご確認ください。)

ベッドマットは布を剥がし、中身のスプリングをボルトクリッパーで切断してあります。最後に残った枠を切断砥石でカットします。

切断砥石用カバーが手に入らない

切断砥石を使う場合、切断用のカバーを使わないと危ないようです。

付属しているのは研磨用のカバーのみ。試しに研磨用カバーでやってみるとこんな感じで火花が飛び散っています。なんかヤバそう…。

火花はともかく、回転している砥石に接触すると危険ですし、万一砥石が割れた際には破片が飛び出して危険です。

ただ、切断砥石カバー無しで切断している様子は、YouTubeの動画やDIY系の番組で目にします。

慣れている人なら問題なく使えるのかも知れませんが、自分は初めて使うのでカバーがないと不安。

カバーを付けたいのですが、このメーカー(藤原産業)は現在純正の切断砥石カバーを出していない模様。

マキタやリョービ、BOSCHなど有名メーカー用のカバーはネットで買えますが、このメーカーのものはなく、互換性に関する情報もないので困ってしまいました。

付くかどうか分からないやつを買っても仕方がないので自作することにしました。

※簡易的なカバーです。安全性は保証できません。自作する際は自己責任で。

アルミ板を加工

一からカバーを作るのは大変なので、研磨用のカバーを拡張する感じでやります。

ホームセンターで安価なアルミ板を購入、型紙を乗せてカット。

上に乗っけて、

養生テープで固定。

さらに手前も板でガード。

これで一応完成。大きいものを切らないなら、カバーを刃が隠れるくらいまで拡張しても良さそう。

切ってみる

カバーらしきものが完成したので鉄の棒を切ります。

安全のため、保護メガネ、防じんマスク、手袋(※軍手など巻き込まれやすいものはNG)を装着。うるさいので、できれば耳栓も使いたいです。

燃えやすいものをどかしてから切断を始めます。(周りには何も置かない。)

うーん、カバーをしてもやっぱり火花は飛びますね。

まあ、横には飛ばないですし、手はガードできるので良しとします。

なお、切断砥石と言ってもスパッと切る感じではなく、少しずつ削って最終的に分割する感じみたい。ただ、薄いタイプの砥石だともう少し切れ味が良いらしいです。

音と臭い

ディスクグラインダーは空転しているだけでも結構うるさいですし、切るときには更に摩擦音が出ます。近所迷惑にならないよう、使用する時間には気を付けないといけないなと思いました。

また、鉄を切断するとなんとも言えない悪臭が漂いました。砥石の臭いなのか鉄の臭いなのか…。

時間をかければ大きなゴミでも解体できるので便利ですが、気軽に使える工具ではないと感じました。

おわりに

今回買ったディスクグラインダーは安価で性能面も文句なしですが、オプションパーツがほとんど売られていないのが残念。

純正の切断砥石カバーを使いたい場合は他社の製品から選ぶのが良いでしょう。

また、この製品を含め安いモデルには変速機能がありません。常に全力回転。スピードを落として騒音を減らしたりはできないです。

そこで、変速機を自作するため中華製の調光器キットを購入しました。そのうち作って記事にする予定です。

※今回紹介したアルミ簡易カバーの安全性は保証できません。自作される場合は自己責任でお願いいたします。

参考:他メーカーの製品とカバー


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