テープLEDで古い蛍光灯デスクライトを改造(電気スタンドリメイク)

DIY
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けっこう昔にニトリで買ったデスクライト(電気スタンド)があります。

壊れてはいないのですが、明かりをつけるとジージージーと耳障りなノイズが出るので長いこと使っていませんでした。

当時は蛍光灯が主流だったのですが時は流れ、LEDの時代に。いまさら、重くて消費電力量が多い蛍光灯を使いたいとは思いません。

捨ててもいいのですがせっかくなので改造してLED化します。

蛍光管型のLEDに取り替える方法もありますが、今回は余っているLEDテープを使います。

基本的にはお遊びです。工作のための工作。手間とパーツ代を考えると、新品のLEDデスクライトを買ったほうがいいかもしれません。

改造の方針

改造といってもガワ(外装)を流用するだけ。蛍光管は取り除き、蛍光灯関係の基盤や配線は捨てます。

蛍光管が入っていた傘の部分にLEDテープを貼り付けます。

LEDテープは12Vで点灯するタイプなのでACアダプターを使用。LEDは蛍光灯と違い、電圧さえ合わせれば線を繋ぐだけで光ってくれるので楽ちんですね。

念のため書きますが、LEDテープに直接コンセントの100Vを流してはいけません。当然壊れますし、破裂、出火する危険があります。必ずACアダプターで直流12Vに変換してから使いましょう。

分解

↓台座の裏側にあるネジを外していきます

↓取れました。台座はずっしりと重い。

↓アーム付け根のシールで隠されているネジを外します。

↓底部にもう一枚板がありました。スポッと抜けます。

↓半分に割ると内部には基盤が。結構ごちゃごちゃしてます。電子回路の知識がないのでどういう仕組みなのかさっぱりです。

この基盤は要らないので取って捨てます。

↓上部、傘の部分も分解

↓蛍光管差込口を切り取って廃棄。

ACアダプターとスイッチ

ハードオフで300円だった中古ACアダプターを使います。12Vで2Aまで対応。

新品は割と高いので安い中古があってよかったです。

ACアダプタを使うと12Vの低電圧になるので素人工作でも安心。100Vの機器だったらうかつに工作しようとは思いません。配線や絶縁をミスすると命取りになるので。

↓外と内を繋ぐ部分のコードは再利用。隙間を塞ぐ必要がないので楽です。

↓このコードの根本にスイッチを付けます

パナソニック(Panasonic) ベター3A中間スイッチB/P WH5403BP という製品。ホームセンター等で買えます。

このライトは元々タッチ式のスイッチが付いているのですが、仕組みが不明で再利用が難しそうなのでカチカチスイッチにしました。

↓ 2.1mmのDCジャックです。緑の部分に導線を繋ぎます。ネジを締めて挟み込む仕組み。

↓こっち側にACアダプターのコネクターを差し込みます。

↓スイッチと組み合わせてこんな感じに。

配線と組み立て

LEDテープを貼り付ける傘の部分まで線をつなげていきます。バイク用に買ったエーモンの配線コードを使用。

配線の接続は、被覆を剥いて銅線をねじり、ハンダで埋め、熱収縮チューブで絶縁しています。

熱収縮チューブがどれくらい縮むのか分からず、かなり長めに切ってます。

アームの中の配線(白いカバーの部分)は元のを利用。

↓元のスイッチパネルや金属板をホットボンドで固定しました。ズレないので組み立てやすい。

↓アームの上部。ここも既存線に接続

↓5050のLEDテープを2列で計18チップ分使用。接続して収縮チューブで覆います。

LEDテープ 電球色 ウォームホワイト 5050SMD

↓下から来ている線と接続

↓傘の部分に貼り付け。元々金属が使われている部分なので放熱に良さそうです。

↓コードステッカーで固定。両面テープ付きの留め具です。

ELPA コードステッカー

念の為1Aのヒューズを入れておきました(プラス側)。

点灯

↓スイッチを入れると、ちゃんと光りました

写真では分かりにくいですが暖かみのある電球色

計18チップなのでちょっと暗めな印象。もう一列追加で貼り付けると明るくできそう。ただベッドサイドで使う予定なのでこの程度の明るさでも問題ありません。

作っている最中は完成させられるか不安でしたが、なんとか使えるものができてよかったです。自分で作ると完成度が微妙でも愛着がわきますね。

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